みっかめ

TSUTAYAの宅配レンタル。

初月無料につられて登録してみたものの、
返却が間に合わなくて結局自動延長させられたのが先月のこと。
結局月額払わされるはめに!
こうなったら借りまくるしかない、と思ってみても、思うように借りるペースを上げられない〜〜
 
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宮廷画家ゴヤは見た、が、予想してたよりもはるかにおもしろかった。
正直あんまり期待していなかったのだけど!
 
ナタリーポートマンすごいね!
ブラックスワンもそうだけど、なんであんなに鬼気迫る演技ができるんだろ!
 
映画の中のゴヤという人物単体に対しては、わたしが持ってるゴヤの人物イメージとなんかびみょうに噛み合わなかったりしたけど、
だけどそんなの大してどうでもいいと感じる程度には、純粋にストーリーがおもしろかったなあ。
 
映像も絵画の世界そのものだったし、一秒一秒飽きることなく画面に食いついてた。
 
みおわった後の脱力感というかやるせなさは半端ない、けど、
丁度この頃のキリスト教やら神やらの地位が揺るがされてきている時代、宗教にすがりついてきた彼らがいったい何を善として何を悪とするのか、なにが正しくてなにが正しくないのか、判断するのは人というよりも、時代そのものだったんだろうなあ、って、おもって、
 
ああ、
またしても旅行したい欲が深まってきたねえ歴史を生身で感じたいねえ
 
 
食べる西洋美術史
こいつも読みきりました。
最後まで読んでから、やっとおもしろかったーってかんじた!
 
著者の方の美術への情熱というか、ロマンを随所随所でかんじたなあ、
 
わたしのあたまはどちらかというと結局カチコチの理系脳だから、
理屈でものを考えるし、
目で見たものを言葉にしたいがために、
その本質を理解しようとして、
絵画の中のアトリビュートとか時代背景とか画家の意図とかを、どうしても読み取ろうとする意識がはたらくけど、
 
このひとは、あらゆる研究をしてあらゆる知識と理屈をすでに網羅しておきながら、
絵画の本質とか意義なんかは、そういうのを飛び越えたところにある、なんて思っているんだから、
 
だから、ほんとに、なんてロマンのあるひと!
 
すべてひとりごとです。
 
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